小学校卒業式の祝電には、お祝いの言葉で始まり思い出の振り返り、最後にこれからの成功を願う言葉で締める流れがおすすめです。大切な前任校の卒業生、友人や親戚のお子さんの小学校卒業式に向けた祝電を送りたいが、「どんな文章を書けばいいんだろう・・・」と見本になるような文章が欲しい方も多いと思います。この記事では、小学校卒業式の祝電テンプレートと例文集、マナーについてご紹介していきます。
小学校卒業式用の祝電【無料】テンプレートをご紹介!
小学校卒業式の祝電には、小学生でもわかる言葉で伝える必要があります。しかし一方で、保護者の方や他の先生方との立場関係や場合を考え、マナーを守ったしっかりとした文章を作成する必要もあります。この2点を踏まえた上で基本的な流れに沿った祝電テンプレートを活用すると、しっかりとした祝電を作成可能です。
【小学校卒業式用の祝電テンプレート】
「お祝いの言葉」+「門出を祝って、将来の成功を願う言葉」
このテンプレートが基本です。例えば「卒業おめでとう。」+「次は中学生、勉強に部活動にと悔いのない学校生活を送ってね。」といった流れになります。これに加えて、「一緒に過ごした思い出の振り返りや伝えたいこと」を書くと、より感動的な祝電を作成しやすくなります。例えば「卒業おめでとう。」+「入学したばかりのときは、後ろから見るとランドセルが歩いているようだったのに、いつの間にか大きくなって、もう卒業だね。」+「次は中学生、勉強に部活動にと悔いのない学校生活を送ってね。」といった流れです。次の見出しでは、他にも小学校卒業式に使える祝電の例文を確認し、テンプレートを用いた他の文章もご紹介します。
小学校卒業式に使える祝電の文例集
小学校卒業式に使える祝電の文例は、「元担任の先生が前任の小学校に公用で送る場合」と「友人や親戚の小学生にプライベートで送る場合」の2種類に分けてご紹介します。また、昨今は新型コロナなどの感染症で止むを得ず欠席する場合も多いため、コロナで欠席する際の例文についてもご紹介していきます。小学校卒業式向けに祝電を送りたい方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
元担任の先生が前任校の卒業生へ向けて
・ご卒業おめでとうございます。楽しかったこと、苦しかったこと、たくさんの思い出が詰まったこの学校も今日で卒業です。寂しいかと思いますが、別れは出会いの始まりといいます。新しいステージに向かってがんばってください。
・ここに晴れて卒業の日を迎えられた皆様に心よりお祝い申しあげます。多くの知識と多くの友を得られ、また一回り大きくなられたことと存じます。新たな出会いがすぐそこまでやってきています。どうか胸を張り、自信を持って前へ進んでいってください。
・○○学校、令和〇年度卒業生の皆様 本日はご卒業、誠におめでとうございます。ご臨席のご父兄の皆様並びに校長先生はじめ、諸先生方には心よりお祝い申し上げます。皆様が益々ご活躍されますことをお祈りいたします。
・みなさん、卒業おめでとう。熱い熱い学生生活もひとまず休憩。これから進む未来にはどんなに輝いているだろう。学問を学び、教養を学び、友を作り、スポーツに汗を流し、恋に涙する。あなたたちがすることはまだまだ山のようにあります。どうか健康には気をつけてご両親へ感謝を忘れず立派な大人になってください。卒業おめでとう。
・ご卒業おめでとうございます。私の好きな言葉のなかに「一期一会」という言葉があります。その日の出会いは一生にただ一度だけのものです。みなさんは、これからたくさんの人と出会うことと思います。どんな出会いも大切に、未来に向かって進んでいってください。
友人・親戚の小学生に向けて
・ご卒業おめでとう!!これまで学んだ事を活かして、更に大きく羽ばたいてください。応援しています!
・ご卒業、おめでとう。〇〇くんは新たな一歩を踏み出されたわけですが、今日の喜びと感謝の意を忘れず、さらに成長されることを祈っております。
・ご卒業おめでとうございます。〇〇くんには、これまで小学校で学ばれたことを活かして文武ともに励み、中学校でさらなる成長を遂げることを期待しています。
・〇〇くん、ご卒業おめでとうございます。中学生になっても、小学校で学んだ勉強を活かして自分の夢や目標に向かってひたすら努力し、達成してください。応援していますよ。
・〇〇さん、ご卒業おめでとうございます。××さん(保護者の方)も毎日のお洗濯や見守りなどお疲れ様でした。四月からはすっかり立派な中学生ですね。〇〇さんの幸多き、明るい未来をお祈りいたします。
・ご卒業おめでとうございます。思い出の詰まった生活にピリオドを打ち、これから始まる新生活に期待と不安で胸を詰まらせていることでしょう。〇〇さんのこれからの前途が輝かしいもので、幸多かれと祈っております。
コロナで欠席する場合
・○○学校、令和〇年度卒業生の皆様 本日はご卒業、誠におめでとうございます。私も卒業式に出席して皆様の元気なお顔を一目見られることを楽しみにしていましたが、昨今の状況で出席することができなくなり、残念です。〇〇学校の皆様なら、中学校に行っても元気いっぱいで夢に向かって進まれるのだと思います。これからのさらなる成長を祈っております。
・〇〇学校のみなさん、ご卒業おめでとうございます。このご時世で卒業式に出席できず、残念です。これからも小学校で学んできたことを生かして、少しずつ大人への階段を登っていくことを期待しております。
・卒業式の挙行おめでとうございます。私は、昨今の状況で卒業式には出られませんが、遠くで皆様の卒業をお祝いさせていただきます。栄えある今日の日を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。貴校の益々のご発展と卒業生の皆様のご活躍をお祈りいたします。
・本日、めでたく卒業式を迎えられたことをお慶び申し上げます。本日、このご時世で卒業式に出席できないことお許しください。学校で学ばれたことを活かし、皆様が益々ご活躍されますことをお祈りいたします。
・ここに晴れて卒業の日を迎えられた皆様に心よりお祝い申しあげます。昨今の感染症の状況で、卒業式に出席できないこと、非常に残念に思います。多くの知識と多くの友を得られ、また一回り大きくなられたことと存じます。新たな出会いがすぐそこまでやってきています。どうか胸を張り、自信を持って前へ進んでいってください。
小学校卒業式用の祝電にかかる費用の相場は?
小学校卒業式用の祝電にかかる費用は、祝電メッセージのみで目安として「1,500円~3,000円」程度です。費用は、祝電台紙の素材によって異なります。例えば、一般的な紙素材の祝電が最も低価格で「1,500円」程度です。一方で、上質な日本の伝統的な織物や和紙、金箔などが吹き付けられている祝電、桐の木でできた祝電などは価格が上がり「3,000円」程度となります。最近は祝電メッセージの他にも、お花やぬいぐるみなどに祝電カードを添えるタイプも人気があります。生花の祝電だと6,000~7,000円程度、ぬいぐるみの祝電だと3,000円~6,000円程度です。
小学校 に卒業式用祝電を送付する際の3つのマナー
小学校の卒業式に祝電を送付する際は、「送るタイミング」「宛名」「差出人名」に注意してください。一方で、この3つさえ注意すれば最低限のマナーはバッチリです。この3つだけは押さえていただきたいと思います。
送るタイミング
卒業式前日の午前中までに届くよう送付するのがマナーです。学校へ送る場合は、特に気を付ける必要があります。なぜなら、卒業式の予行や準備段階であらかじめ「どれくらいの文量か?」を先生方は把握しておく必要があるためです。また、卒業式が近づいてバタバタしたり、もしも届かなかった場合に備えたりという理由でも早めに送ることをおすすめします。なお、基本的に土日祝日は学校が休みで先生方が不在のため、平日に届くよう注意も必要ですね。
宛名
宛名は、「〇〇市立××小学校 令和○年度 卒業生の皆様」と卒業生宛にすることが一般的です。「卒業式関連のものだ」と瞬時に判断できる宛名がいいですね。
宛名
差出人名は、瞬時に「誰からの祝電か?」が分かるよう記入することが大切です。そのためには「団体名」+「役職」+「名前フルネーム」といった書き方がマナーとされています。例えば、「〇〇幼稚園 園長 ××(フルネーム)」といった形です。また、団体として祝電を送付する場合は団体名のみで「〇〇小学校PTA一同」といった形で書くといいですね。
小学校卒業式用の祝電テンプレートにはこのサービスが一押し!
小学校卒業式用の祝電テンプレートを自分で考えることは、マナーや立場を考えなければいけないため大変です。「もっと簡単に祝電を出せたら・・・」「特別な日に喜んでもらえる祝電を送りたい!」といった方も多いと思います。そういった方には、祝電サービス「For-Denpo」がおすすめです。「For-Denpo」なら、祝電の購入からメッセージの印字、宛名や差出人名の記入、迅速な送付まで一貫して全て簡単にできます。「For-Denpo」の祝電は、特別な日の贈り物として最適な高品質な商品を限定して取り揃えています。そして、メッセージも数百種類からお好みのメッセージを無料で印字し、宛名や差出人名なども入力するだけで簡単に送付が可能です。高品質な祝電を簡単に送付できる「For-Denpo」を是非一度お試しいただければと思います。
詳しくはこちら:「For-Denpo(フォー電報)」
まとめ
小学校卒業式の祝電には、「お祝いの言葉」+「門出を祝って、将来の成功を願う言葉」といったテンプレートがおすすめです。これに加えて、「一緒に過ごした思い出の振り返りや伝えたいこと」を書くと、より感動的な祝電を作成しやすくなります。また、送付時は「送るタイミングは前日の午前中まで」「宛名は卒業生宛」「差出人名は瞬時に判断できるように」といった3つのマナーを押さえておきましょう。そして、簡単に高品質な祝電を送付して喜んでもらいたい方には、祝電サービス「For-Denpo(フォー電報) 」の祝電がおすすめです。ぜひ一度お試しください。