「結婚式のマナーが知りたい!」
「返信はがきや祝電の書き方が分からない…」
など、結婚式に呼ばれた際のマナーに関する疑問を持っている方々も多いのではないでしょうか?
結婚式のマナーとしては、男性は礼服で、女性はフォーマルなワンピースを着るのが一般的です。
また、返信はがきと祝電は、黒文字で句読点を使わず、新郎新婦への配慮のある内容にします。
本記事では、「結婚式に呼ばれた際の服装のマナー」と「返信はがきと祝電のマナー」について詳しくご紹介いたしますので、ぜひ最後までお読みください。
- 結婚式に出席する場合のマナー
- 返信はがきと祝電のマナー
- 結婚式を欠席する場合のマナー
結婚式に出席する場合のマナー
返信はがきの書き方
返信はがきの書き方を、以下の2つご紹介します。
お招きいただきまして有難うございます。
喜んで出席させていただきます。
お二人の晴れの門出に立ち会わせていただくことを、
とても嬉しく思っております。
喜んで出席させていただきます。
結婚式への招待状が届いた場合はすぐに返信はがきを返すことが重要です。
また、「結婚をお祝いする一言メッセージ」や「招待してくれたことへの感謝の気持ち」も添えましょう。
結婚式での女性の服装マナー
結婚式での女性の服装マナーは、以下の4つのポイントを押さえておくことが必要です。
- フォーマルなワンピースを着るのが一般的
- 白色のドレスはマナー違反
- 全身黒っぽい服装もマナー違反
- ミニ丈や露出の多い服装はNG
白色のドレスは花嫁の色なのでマナー違反です。
また、全身黒っぽい服装も喪服を連想させるので、お祝いの席には相応しくありません。
一般的なマナーとして、昼の式典の場合はひざ上10cm以上のミニ丈や露出の多い服装もNGです。
結婚式での男性の服装マナー
結婚式での男性の服装マナーは、以下の4つのポイントがあります。
- スーツはダークなカラーの礼服を着る
- シャツは白色が良い
- ネクタイは白色に近い明るい色を着用
- 蝶ネクタイは午前中の式ではNG
男性は、シャツが白で、スーツは黒・紺・グレーなどのダークなカラーの礼服を着るのがマナーです。
ネクタイは白やシルバー、グレーなど明るい色を選びましょう。
最近では蝶ネクタイをする方もいらっしゃいますが、夜のフォーマルとされているので、午前中の式の場合は注意しましょう。
ご祝儀の相場
ご祝儀の相場は、出席者の関係性や地域によって異なりますが、一般的な基準は以下のとおりです。
関係性 | 相場 |
友人や同僚 | 3万円 |
親族 | 5万円~10万円 |
特に近しい親族 | 10万円以上 |
上司や目上の方 | 5万円 |
ご祝儀袋は、白無地の封筒に入れ、袱紗に包んで持参します。
表書きには「寿」や「御祝」と書き、毛筆や筆ペンを使用するのが望ましく、中袋には金額と名前を記入します。
受付で渡す際には、「心ばかりのお祝いです」と一言添えると、より丁寧な印象を与えることができるのです。
結婚式当日の持ち物
結婚式当日の持ち物は、最低でも以下の8つを揃えておくようにしましょう。
- 招待状
- ご祝儀
- 化粧直し用の道具
- ハンカチ
- パーティーバッグ
- スマートフォンやカメラ
- 予備のストッキングやバンドエイド
- 気候に応じて傘
女性の場合、身だしなみを整えるための化粧直し用の道具やハンカチも必要になります。
また、パーティーバッグは小ぶりで上品なデザインのものを選びましょう。
さらに、予備のストッキングや靴擦れ防止用のバンドエイドを持っておくと、突然のトラブルにも対応できます。
二次会のマナー
二次会のマナーは、以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。
- 事前に新郎新婦や幹事に参加不参加を伝えておく
- 服装はカジュアルながらもフォーマルなもの
- 費用は事前に確認しておき現金で用意
- 飲み過ぎに注意する
- 時間厳守
参加の有無を早めに知らせることで、幹事がスムーズに準備を進めることができます。
服装については、結婚式よりもカジュアルで構いませんが、フォーマルさを失わないように注意しましょう。
さらに、二次会の費用は、事前に確認し、現金で用意しておくとスムーズです。
結婚式を急遽欠席する場合のマナー3つ
結婚式を急遽欠席する場合のマナーは、以下の3つです。
- 欠席は必ず電話で伝える
- 欠席する理由は曖昧にしておく
- ご祝儀は出席した場合と同額
結婚式に出席をすると返事をしていたのに、急遽欠席せざるを得ない場合は、すぐに先方に連絡しましょう。
その際には、欠席の理由を伝えるとともに、謝罪の気持ちを丁寧に伝えましょう。
欠席を伝える方法
欠席を決めたらすぐに新郎新婦に電話で直接伝えることが最善です。
電話が難しい場合は、メールを活用することも可能ですが、できるだけ早く、誠意を持って伝えることが求められます。
欠席の理由は正直に伝えるべきですが、相手に配慮して表現を選びましょう。
欠席する理由
「詳細は後日に改めてお話しさせていただきます。」などと曖昧な説明にしておくことをおすすめします。
なぜなら、「身内の不幸」や「体調不良」などはお祝いの前にはネガティブでタブーだからです。
事前にスピーチなどをお願いされていた場合は、先方と相談し先方の判断に任せるようにしましょう。
欠席した場合のご祝儀
欠席であっても、ご祝儀を渡す必要があり、相場は出席した場合と同額です。
また、フォローする意味でも、お祝いの気持ちを伝えるために電報を送りましょう。
新郎新婦を心からお祝いしようという気持ちが大事です。
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結婚式を欠席する場合のマナー
結婚式を欠席する場合のマナーは、以下の通りです。
- 欠席にする場合は返信はがきを数日してから返す
- 電話連絡してから返信はがきを出す
どうしても都合がつかず欠席にする場合は返信はがきをすぐにださず、数日してから返しましょう。
また、間柄によっては電話連絡してから返信はがきを出すとよいです。
欠席する際の返信はがきの内容は、以下を参考にしてください。
やむをえない事情があり、残念ですが欠席させていただきます。
あいにく出産間近のため、欠席させていただきます。
欠席の返信はがきには、「お祝いの言葉」と「欠席の理由」、「お詫びの言葉」を簡潔に書き添えましょう。
結婚式を欠席するマナーとして祝電でお祝いの気持ちを贈ることが重要です。
まとめ|結婚式で失敗しないためにマナーを把握しておく
今回は、結婚式のマナーを誰でも守れるように、「結婚式に呼ばれた際の服装のマナー」と「返信はがきと祝電のマナー」について詳しくご紹介いたしました。
結婚式を参加する場合は、返信はがきの書き方や服装、ご祝儀などの複数のマナーを守る必要があります。
また、結婚式を欠席する場合でも、欠席を伝える方法や欠席する理由などをしっかりと伝えることが重要です。
特に、急遽欠席する場合は今までの関係を維持するためにも、真摯な対応を取ることが求められます。
結婚式に参加するしない関係なく、それぞれのマナーを守って新郎新婦へのお祝いが出来るように参考にしてください。