結婚式を華やかに彩ってくれる「花」と、祝福の気持ちをつづった「祝電」がセットになった「フラワー電報」は、新郎新婦の新しい門出を祝うのにピッタリの贈り物です。でも、フラワー電報の種類がたくさんあって、どれにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?新郎新婦二人に喜んでもらえる祝電にするためには、3つのポイントを押さえておくことが大切です。この記事では「For-Denpo(フォー電報)」の「フラワー電報」を参考にしながら、「花の祝電」を選ぶ際のポイントをご紹介します。お相手に不快な思いをさせないための贈り方や、メッセージを書く際の配慮についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
花の祝電は「結婚式場に飾られる」ことを意識して選ぼう
結婚式に花の祝電を贈る場合は「式場に飾られること」を前提に選びましょう。結婚式は新郎新婦二人が時間をかけてつくったイベントです。「和風」や「洋風」、「ポップ」「エレガント」などのテイストをベースに、飾られる花やアイテムにまでこだわっています。祝電は披露宴中に読み上げられるだけでなく、会場やウェルカムスペースに飾られることもあります。自分が贈った花の祝電が溶け込まなかったり、悪目立ちしたりして二人の結婚式の雰囲気を乱すことのないよう、「結婚式の雰囲気」や「新郎新婦のイメージ」に合ったものを選ぶことが大切です。新郎新婦にさりげなく、「どんなスタイルの結婚式にするの?」と大まかな雰囲気を聞いておくと、イメージに合う花を選びやすくなります。
王道ウェディングには可愛さ満点の花の祝電がおすすめ
一般的なホテルウェディングでは、クラシカルな印象の結婚式のスタイルになるケースが多いようです。王道の結婚式には、高級感の中に可愛らしさを感じる花の祝電を選ぶとよいでしょう。
王冠の中に、華やかなアレンジメントの花がデザインされたプリザーブドフラワー電報です。パールがふんだんに使われていて、高級感が漂います。クラシカルな王道の結婚式によく似合う花の祝電です。
和風の結婚式には「和モダン」な花の祝電で上品に
リゾート地で行われるリゾ婚、カジュアルスタイルで楽しめるレストランウェディングなど、結婚式のスタイルは多種多彩です。その中でも、最近は和風の結婚式「和婚」がトレンドのようです。和婚では披露宴会場のテイストが和風になるため、祝電を選ぶ場合も同じテイストにするとよいでしょう。
ピンポンマムの花と和紙ボールがポイントのプリザーブドフラワー電報です。和と洋がミックスされたデザインは、厳かな日本の伝統の「和」に現代のトレンド「モダン」のエッセンスを取り入れた、「モダンウェディング」にもおすすめですよ。
「白い花」は結婚式の雰囲気を選ばない万能なアイテム
近しい間柄でなければ、結婚式の雰囲気を聞きにくい場合もあるでしょう。結婚式のスタイルがわからない、新郎新婦の嗜好がわからない場合は、「白い花」の祝電を選ぶのがおすすめです。白には「清潔」「純潔」や「神聖」であるという意味が込められているため、結婚式に贈る花の色としてもOK。ウェディングドレスや白無垢などの衣装にもマッチしやすいため、悪目立ちすることもありません。
ホワイトカラーをベースにまとめられた、ガラスドーム入りのプリザーブドフラワー電報です。シンプルながらも上品な印象があるため、カジュアルなレストランウェディングから格式の高い結婚式まで、さまざまな結婚式のスタイルにマッチするでしょう。
結婚式に贈る祝電は「花の素材」にもこだわって選ぼう
フラワー電報といえば「生花」を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし最近は、「プリザーブドフラワー」や「ハーバリウム」など、加工された花の祝電も豊富です。同じ花でも、素材が違えば特徴も印象も異なります。花の祝電を贈る場合は、「素材」にも注目して選んでみましょう。
特別感を演出するなら自由にアレンジメントできる「生花」
人生の特別なイベントである結婚式を華やかにお祝いしたいなら、特別感を演出できる「生花」の祝電がよいでしょう。「生花」は咲いている時間が限られる、貴重で美しいもの。咲いている時間が短いとはいえ、「やっぱり生花をもらえるのがうれしい」と感じる方も多いようです。既製品でない生花は、色合いの豊富さとアレンジメントの幅広さが魅力。ナチュラルテイストの新郎新婦には「ボタニカルテイスト」に、大人婚なら「バラ」をふんだんに使って「ドレッシー」に、ハツラツな印象の方には鮮やかな色合いで「ポップ」にするなど、新郎新婦のイメージに合わせて花を組み合わせるのがおすすめです。アレンジメントが難しい場合は、季節の花をもちいてアレンジしてくれる祝電ギフトもありますよ。
「For-Denpo」では「プロが季節に合わせた花でアレンジする「季節の花束」をご用意しています。こちらは、爽やかな夏を思わせるイエローカラーでまとめた花束です。ワンランク上のボリューム感があって、特別感を演出できそうですね。結婚式のテーマカラーや新婦が着るウェディングドレスの色に合わせると、よりステキなものになるでしょう。
花の一番美しい状態がつづく「プリザーブドフラワー」
昨今、フラワー電報の定番になりつつあるのが「プリザーブドフラワー」です。「プリザーブドフラワー」とは、最も美しく咲いた花を摘み、特殊加工を施したもの。生花と見間違うような瑞々しさと美しさが長く続くことから、「末永くお幸せに」という意味合いをもつともいわれています。プリザーブドフラワーは自然界にないダークブルーやスカイブルーなど、エレガントな色合いが多いのも特徴の一つ。「結婚式の記念に残るフラワーギフトを贈りたい」「大人婚の新郎新婦に高級感ある花を贈りたい」とお考えの方におすすめです。
鮮やかなブルーのバラやパールピックのデザインがエレガントな印象のプリザーブドフラワー電報です。「奇跡」や「神の祝福」の花言葉があるブルーのバラは、結婚式のお祝いにもピッタリですね。こちらのフラワーボックスには「フレグランスシート」が入っているため、鑑賞用だけでなく香りも楽しめるのが特徴です。
透明感ときらめきが美しい「ハーバリウム」の祝電も人気
「植物の標本」という意味をもつ「ハーバリウム」は、プリザーブドフラワーやドライフラワーなどを専用オイルに浸けたものです。生花やプリザーブドフラワーにはない透明感と、光にあたるとキラキラと美しく光るきらめきが魅力で、SNS映えするアイテムとしても人気があります。特別なお手入れが必要なく、置くだけで立派なインテリアアイテムになるため、贈る人を選ばないのもメリット。花の種類や色はもちろん、入れ物の形によっても雰囲気が変わるため、じっくりと選んでみてください。
一般的なハーバリウムはボタニカル系が多いですが、こちらは結婚式にピッタリなエレガントカラーです。大人婚におすすめのエレガントな「ブルー」、可愛らしい印象の「ピンク」、爽やかな「グリーン」の中から、新郎新婦をイメージして選んでみてください。
結婚式後も使えるか?「プラスα」で選ぶのもおすすめ
花の祝電は結婚式に贈る祝電の定番です。だからこそ「ありきたりなのは避けたい」とお考えの方も多いでしょう。それなら、結婚式後に有効活用できるアイテムを贈ってみてはいかがでしょうか。ここでは、「花プラスα」のギフト祝電をご紹介します。
「花×ぬいぐるみ」祝電は結婚式を盛り上げてくれる
結婚式の電報で花と同じくらい人気なのが「ぬいぐるみ」です。ぬいぐるみはウェルカムスペースに飾られるだけでなく、お色直しのときに新郎新婦の席に座らせたりして、結婚式を一緒に盛り上げてくれるアイテムにもなります。
タキシードとウェディングドレスを着たウェディングベアの電報です。手にはプリザーブドフラワーの花束を持たせることができます。結婚式が終わった後も思い出に残しておくことができ、夫婦に赤ちゃんが産まれたら「はじめてのお友達」としてそばに寄り添う存在になってくれるかもしれませんね。
「花×フォトスタンド」祝電は結婚式後にも使ってもらえる実用アイテム
「フォトフレーム」の祝電なら、結婚式が終った後も思い出の写真を入れて飾ってもらえます。ほかのアイテムよりもサプライズ感は薄れますが、実用的で長く使えるものなので喜ばれるでしょう。
フォトフレームプリザG
プリザードフラワーが埋め込まれたフォトフレームです。祝電メッセージカードが入っている部分には、後から写真を入れることができます。ナチュラルな印象のグリーンの花が使われているため、どんなインテリアにもなじみやすいでしょう。「夫婦二人で楽しい思い出をつくってね」という願いを込めて、贈ってみてはいかがでしょうか。
「ソープフラワー」祝電で優雅なバスタイムもプレゼント
ちょっと意外性のあるものを贈りたいとお考えなら、「ソープフラワー」のギフト祝電がおすすめです。「ソープフラワー」とは、せっけんでつくられている花のことです。お風呂に散りばめたり、泡立てたりして使うこともできるため、結婚式後はバスタイムを優雅にしてくれるアイテムとして使ってもらえます。
ローズの形をしたソープフラワーがぎゅっと詰まった、大人っぽい色合いのアレンジメントです。せっけんでつくられた花は、生花やプリザーブドフラワーと見違えるほどのリアルさがあります。ボリューム感もあるため、ほかの花の祝電に見劣りすることもないでしょう。意外性・高級感があって、新郎新婦も驚くこと間違いなしです。
結婚式に花の祝電を贈るときのマナー
どんなにステキな花の祝電でもマナーを守らずに贈ってしまったら、せっかくのお祝いの雰囲気が台無しになってしまいます。祝電を贈る場合は次のマナーを守りましょう。
①結婚式の3日前、遅くても前日までに届くように手配する
②届け先は披露宴が行われる会場にする
③宛名は夫婦連名にすること(新郎または新婦どちらかの名前しかわからない場合はお知り合いだけでもOK)
④すでに入籍をしている場合でも「旧姓」にすること
新郎新婦は、届いた祝電に目を通し、披露する順番を決めます。式当日の忙しい新郎新婦の負担を減らすためにも、なるべく前日までに届くように手配しましょう。結婚式が行われる会場に「〇〇家の結婚式に祝電を贈りたい旨」を伝え、「確実に受け取ってもらえる日」を確認してから祝電を申し込むと、取り違えなどのミスを防げます。
花の祝電はサプライズで贈ってOK!ただし生花は要注意
花の祝電を、新郎新婦に「サプライズ」で贈りたいと考えている方も多いでしょう。祝電は相手に知らせずに贈っても特に問題ありません。ただし、生花を贈る場合は配慮が必要です。結婚式の後、新郎新婦は祝電を含め、さまざまなものを持ち帰る必要があります。生花は持ち運びに気を遣うため、新郎新婦の負担になる可能性があるのです。生花を贈る場合は、新郎新婦に「生花を贈る予定」であると伝えておいた方がよいでしょう。
結婚式に贈る花の祝電にふさわしいメッセージ文例
結婚式に贈る花の祝電には、新郎新婦の記憶に残るあたたかいお祝いメッセージを書きましょう。ここでは結婚式に贈る祝電にふさわしいメッセージ文例をご紹介します。
・ご結婚おめでとうございます お二人の前途を祝しこれからの 末ながいご多幸とご発展をお祈りします
・ご結婚おめでとうございます お二人の新しい門出を祝して 乾杯
・晴れて鴛鴦の契りを結ばれる お二人の前途が輝かしくご多幸であることを 祈念いたします 本日はご結婚おめでとうございます
・ご結婚おめでとうございます いつも周りの人達を 明るく和やかな雰囲気にさせてくれる 太陽のようなおふたり お二人らしい素敵な家庭を作ってください
・二人でしっかり育んできた愛をもっともっと大きな愛情へと 大事に大事に育て上げてください ご結婚おめでとうございます お幸せに
・手のシワとシワを合わせて幸せといいます 年をとっても手をとりあい いつまでも 仲の良い夫婦でいてください ご結婚おめでとうございます
・お二人に初めて会ったのは もうずいぶんと前になりますね ゴールインという私の予想を見事当ててくれてありがとう きっといい夫婦になりますよ これも私の予想です 本日は 本当におめでとうございます
・ご結婚おめでとう!どんな宝石の輝きも今日のお二人の笑顔にはかなわないでしょうね 眩しいくらいキラキラと輝いているお二人 いつまでもお幸せに!
・ご結婚おめでとうございます 人生の伴侶と共に生きることは「幸せを二倍に 悲しみを半分にする」と言います 手と手を取って支え合い 新たな旅路を歩んでいってください
・ご結婚おめでとうございます お似合いのお二人が今日の晴れの日を迎えられ 心から嬉しく思います そしてそんなお二人の幸せそうな笑顔が今頭に浮かび私たちも幸せのおすそ分けをいただいています 幸せな気持ちをありがとう 末永くお幸せに
まとめ
ここまで、結婚式に贈る花の祝電についてお伝えしました。新郎新婦に喜ばれるフラワー電報にするために、下記3つのポイントを押さえておきましょう。
・結婚式や新郎新婦のイメージに合った「デザイン」や「色」を選ぶこと
・特徴や印象の違いを考慮して花の「素材」を選ぶこと
・祝電を贈る際のマナーを守ること
華やかな花の祝電で、あなたの祝福の気持ちが届きますように。ご紹介した内容を、ぜひ参考にしてください。