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出産祝いのマナー

冠 人生の節目のお祝い 出産祝い

「出産おめでとう」の気持ち、そして「お疲れ様」の気持ちを伝える出産祝い。母子の体調を配慮し、すぐに病院にかけつけるといった、相手の都合を考えない行動は控えましょう。以前までの出産祝いのしきたりとしては、赤ちゃんが生まれて7日目の「お七夜」に出産祝いを持参するというのがマナーとされていました。しかし実際には、出産後1週間~10日間は、まだ母子ともに入院、安静にしている時期なので、とりあえず電報や花束でお祝いの言葉を伝えましょう。出産祝いを持参する場合、産後10日~1ヶ月の間が好ましいとされています。

出産祝いは身内で5千円~1万円、友人・知人・職場関係者なら3千円~5千円が相場。現金のほか、ベビー用品やベビー服も喜ばれます。また、紙おむつや、おしりふき、ミルクなどの消耗品も、普段たくさん使うので喜ばれます。好き嫌いもあるので、できれば確認をしてから購入するのが良いでしょう。紙おむつについては、赤ちゃんの成長を考慮して、Sサイズ以上のものを購入しましょう。2人目以降の出産の場合、既にベビー用品をたくさん持っていると思われますので、珍しいギフトや消耗品などが良いでしょう。性別が違う場合は、ベビー服でも喜ばれます。また、赤ちゃんに注目が集まる中、上の子にもプレゼントをすると大変喜ばれます。

熨斗(のし)紙

何度あっても喜ばしいお祝いには、「花結び」といった蝶結びののし紙に『御祝』もしくは『御出産祝い』と表書きします。贈る方の名前は水引の下段に記入します。のし紙は、包装紙の外側につける(外のし)、内側につける(内のし)とありますが、どちらでもかまいません。

出産祝いの電報

出産の知らせを受けたら、すぐに駆けつけるのではなく、まずは電報で喜びとお祝いの気持ちを伝えましょう。電報には、ぬいぐるみや花束などを用意しています。

出産祝い文例
一 般
ご出産おめでとうございます。
元気で明るい子に育ちますよう心よりお祈りするとともに、
ご家族様のますますのご発展をお祈り申しあげます。
知 人
出産おめでとう!
お二人のかわいい天使に早く会わせてくださいね♪
職場関係
ご出産おめでとうございます。
元気にお生まれになったようで、安心しました。
お子様の未来を考えると、本当に楽しみですね。
健やかなご成長を、心よりお祈り申しあげます。